スレイヤー ジェフハンネマン 死去・・・! [音楽]
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5月2日、アメリカの現地時間で午前11時頃、肝不全のために亡くなったそうです。
49歳でした。
2011年、ジェフは右腕を毒蜘蛛に噛まれ、壊死性筋膜炎を患ったため、
バンドを一時離脱して療養に努めており、復帰が待たれていました。
個人的には2004年のダイムバック・ダレル以来のショックです・・・
(当時、ショックで作業していた脚立から転げ落ちて背中を怪我しました笑)
ギターの相方、ケリー・キングのパッと見の分かりやすい怖さ(実はボンボン)
とはまた一味違う、メディア嫌いで静かなる独特の怖さが魅力的でした。
不滅の金字塔、「REIGN IN BLOOD」の「ANGEL OF DEATH」といった曲に代表される、
リアルな過激さを持つ詞世界、作曲能力も特筆ものです。
SLAYERを始めた頃はまだそれほどギターを習熟しておらず、ケリーに教えてもらって
練習をしたといったエピソードを、以前ギター雑誌で読んだような覚えがあります。
ケリーの、手首のスナップを使ってピックの先でなるべく軽く刻むスタイルとは対照的に、
力ずくで腕ごと強烈にヒットさせるピッキングは、相当な努力の賜物だったんでしょうね。
ライブで実際に観た知り合いの話によると、「音の強さが違った」とのこと。
↓は最後に公の場で行った演奏のようで、2011年の春に前述の症状で治療中にも関わらず
ライブのラスト二曲だけ参加した「SOUTH OF HEAVEN」「ANGEL OF DEATH」です。
(お客さんも「That's Jeff Hanneman! Jeff Hanneman~!!」と叫んでいますね)
R.I.P.
スラッシュメタルとは・・・
ギターは、メロディよりもタイトで複雑なリフワークを中心に据え、
超人的なドラミングと共にベースも含め鉄壁のリズムを主軸とし、ブッ飛んだスピードで狂走。
そこに複雑な詩を吐き捨てるようにシャウトするヴォーカルが乗る。
SLAYERは、1980年代初頭に生まれたこのスタイルを切り開いた、産みの親的存在であり、
当時から現在まで生き残っているMETALLICA、MEGADETH、ANTHRAXらと共に
「The Big4」(日本ではスラッシュ四天王とも)と呼ばれ、多くのフォロワーを産みました。
他のバンドがブームと共に消え去り、あるいは音楽性を変え失速していく中でも
SLAYERだけは30年以上もの間、音楽性を貫き、帝王として君臨し続けてきました。
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